ユウヒ

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ユウヒ

それからの出来事はよく覚えていなかった。気づけば救急車と警察が来ていて親も話を聞かれていたような気がする。 車で帰ったのかタクシーで帰ったのか、また気づけば自分の部屋にいた。椅子に座ってただ一枚の紙を見つめていた。 ユウヒの名前が書かれた、一枚の診断書を。
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