0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
些細なことに拘って口論となり、君を怒らせてしまった。あれから一週間、君は口もきいてくれないね。もう、駄目なのかな?
窓際からひらひらと舞い込んだ一頭の胡蝶が、あの日からずっと、夢と現の境を揺蕩っているようです。
どちらが……
なんてことは、さほど重要ではないことに、きっと君も気づいているのでしょうね。
肝要なのはそこに、片割れが居るかどうか。
そして……
紡いだ言の葉が、僕と君を繋いでくれたことのよろこび。
どんな花が咲いたとしても
眺めるのは君とがいい
君とまた
彩を重ねていけばいい
たとえ
散ったとしても
最初のコメントを投稿しよう!