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僕は赤城 優一応女だ。間違えるなよ。女だからな。男みてぇな言葉遣い&男みたいな格好をしてるけど髪だけは長くしてる僕は女だからな。去年高校卒業したんだけど、何故か秋原高校の理事長から連絡が来た。内容が。
『久しぶり優くん。』
「お久しぶりですね。理事長。」
『私の事はお父さんと呼べと言ったろ。』
「呼べるわけないでしょ。拾ってくれただけなんだから。お父さんなんて呼べないです。」
『またそんな事言って。』
「で、要件はなんですか。」
『忘れかけてた。優くん去年高校したんでしょ?』
「しましたけど。」
『そこでお願い!私の高校に来て欲しい。生徒として。』
「は?」
『お願いだよ。優くん。』
「はぁ、わかりましたよ。今から行きますから住所送ってください。」
『ありがとう優くん。』
で、僕はその高校の門の前にいる。
「ゆーくーん。」
何故いつもくん付けなんだろうか。
「抱きつかないでくださいよ。理事長。」
「そんな事言わないでよ。久しぶりなんだからさ。」
そう言って離そうとしてくれずに理事長室に連れていかれていく僕だった。
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