5人が本棚に入れています
本棚に追加
いつもと違う始まり
「えーいつも一緒なのに今年は違うんだ〜w(°o°)w」
豊永正春の声に日向亘は叫んだ。
「おめーな俺だってクリスマスに予定があんだよ」
「マサハルにクリスマス予定なんかあったんだ(・o・)」とワタル
「グサ→(ノ*0*)ノ→」
「どーせ部活でしょ?(✿☉。☉)」
「ぐさぐさ→→((/>o<;)/→」
「なぜそれが分かる~」
あ、図星だったんだとワタル
「分るわよ、だって脳筋のマサハルと一緒に
過ごしたい女子が居るわけないもん」
納金?とマサハル
「そっちじゃなくて脳みそまで筋肉って」
「由羅ちゃん!」とワタルは目を白黒させた、
親しい仲にも礼儀あり。
しかし由羅カオルの場合はそれがなく言葉がストレートすぎる。
あるものは裏表がないと言い、私は好きです俺は好きですよ!と
彼女への好意に変わる。
どっちにしろ皆が認める学園のヒロインなのだ。
陰口を叩こうものなら、その陰口の相手が叩かれることになる。
顔だけで得しているとマサハルは思う。
もっともお人好しを絵にかいたようなワタルが認めた相手だ。
毒のあることを言っていても彼女には毒などないのだ。
相手が嫌がるようなことは基本しないし言わない。
じゃれているのだ。
一言多いだろうけど。
「由羅、お・ま・え・な~((~_~メ)・・・」
「わーわー由羅ちゃんストップ!
ちょっとこっち来て~」
「何よ
日向くん引っ張らないで」
「明日のチキン予約に行こう!いま行こう」
「そう?じゃあ、私はケーキの材料を。
日向くん、付き合ってくれる?」
「え。いいけど(#^.^#)」
「早くもいちゃついてんじゃねー。
ワタル、俺への当てつけか?(^ω^#)」
違うよとワタル
「(*´∀`)ウフフ淋しい汗だくのクリスマス~」と由羅
「うるせえ!コーチに言え!
誰が好き好んでクルスマスに練習((; ・`д・´)・・・」
「マサハル、舌噛んでるわよ( ^ω^)・・・」
「うるせえ、とっとと失せろ!」
「マサハルの分のチキンとケーキも持ってくるから」とワタル
「あほか。?俺だけ食えねえだろが
部活の全員分に持ってくる気か?」
「無理かも~!!!(;゚Д゚)人(.o・;)/)=3=3」
と由羅はワタルの手を引いて逃げた。
逃げ足、早い・・とマサハルは思った。
最初のコメントを投稿しよう!