いつもと違う始まり

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いつもと違う始まり

 「えーいつも一緒なのに今年は違うんだ〜w⁠(⁠°⁠o⁠°⁠)⁠w」 豊永正春の声に日向(ひなた)(ワタル)は叫んだ。 「おめーな俺だってクリスマスに予定があんだよ」 「マサハルにクリスマス予定なんかあったんだ(⁠・⁠o⁠・⁠)」とワタル 「グサ→(⁠ノ⁠*⁠0⁠*⁠)⁠ノ→」 「どーせ部活でしょ?(⁠✿⁠☉⁠。⁠☉⁠)」 「ぐさぐさ→→((⁠/>⁠o<⁠;⁠)/→」 「なぜそれが分かる~」 あ、図星だったんだとワタル 「分るわよ、だって脳筋のマサハルと一緒に 過ごしたい女子が居るわけないもん」 納金?とマサハル 「そっちじゃなくて脳みそまで筋肉って」 「由羅(ゆら)ちゃん!」とワタルは目を白黒させた、 親しい仲にも礼儀あり。 しかし由羅カオルの場合はそれがなく言葉がストレートすぎる。 あるものは裏表がないと言い、私は好きです俺は好きですよ!と 彼女への好意に変わる。 どっちにしろ皆が認める学園のヒロインなのだ。 陰口を叩こうものなら、その陰口の相手が叩かれることになる。 顔だけで得しているとマサハルは思う。 もっともお人好しを絵にかいたようなワタルが認めた相手だ。 毒のあることを言っていても彼女には毒などないのだ。 相手が嫌がるようなことは基本しないし言わない。 じゃれているのだ。 一言多いだろうけど。 「由羅、お・ま・え・な~((~_~メ)・・・」 「わーわー由羅ちゃんストップ! ちょっとこっち来て~」 「何よ 日向くん引っ張らないで」 「明日のチキン予約に行こう!いま行こう」 「そう?じゃあ、私はケーキの材料を。 日向くん、付き合ってくれる?」 「え。いいけど(#^.^#)」 「早くもいちゃついてんじゃねー。 ワタル、俺への当てつけか?(^ω^#)」 違うよとワタル 「(*´∀`)ウフフ淋しい汗だくのクリスマス~」と由羅 「うるせえ!コーチに言え! 誰が好き好んでクルスマスに練習((; ・`д・´)・・・」 「マサハル、舌噛んでるわよ( ^ω^)・・・」 「うるせえ、とっとと失せろ!」 「マサハルの分のチキンとケーキも持ってくるから」とワタル 「あほか。?俺だけ食えねえだろが 部活の全員分に持ってくる気か?」 「無理かも~!!!(;゚Д゚)人(.o・;)/)=3=3」 と由羅はワタルの手を引いて逃げた。 逃げ足、早い・・とマサハルは思った。
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