第一話『突然の誘い』

1/1
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ

第一話『突然の誘い』

私は『名月来音』高校2年生。今…絶賛悩み事中。 💖:はぁ。 💙:どうしたの?ため息なんてついて。 💖:いや、一乃のせいだよ…一乃が彼氏なんてつくるから…   私はクリぼっちに… 💙:でもしょうがないじゃん?   やっぱ、クリスマスは彼氏と過ごしたいものよ。 💖:それはわかるけどさ〜。   今まで親友とクリスマスを一緒に過ごしてた身としては、   クリぼっちは辛いのよ… 💙:まあまあ!がんば〜! ーー放課後ーー 💖:クリスマス…どうしようかな…特に予定もないし… 私の親は共働きで夜遅くまで仕事をしているので、親とも過ごせず… お姉ちゃんも彼氏と過ごすらしいので、 一人だけのクリスマスを過ごすのだと、がっかりしていたときに、 誰かが話しかけてきた。 💛:あの… 💖:え?誰? 💛:えーっと…高校一年生の『利一理久』っていいます! 💖:(急に何?まぁ、名前ぐらい言っておくか…)   えーっと私は、『名月来音』高校2年生。 💛:それぐらい知ってますよ〜!あ、名月先輩って読んでいいですか?   僕のことはどんな呼び方でもOKです!! 💖:あ、うん…で…なんのよう? 💛:えーっとですね…   突然なんですけど…僕とクリスマスデートしてください!!! 💖:クリスマス…?デート?え!?!?!? 💛:まぁ、急にこんなこと言われても、困りますよね… 💖:まあ… 💛:返事はいつでもOKなんで! 💖:あ、うん… 💛:じゃあ!ありがとうございました! タッタッタ👣 💖:あ…行っちゃった…クリスマス…か…。   特に用事はないけれど…   好きでもない相手とクリスマスなんていいのかな…? ーー次の日ーー 💖:はぁ。 💙:どうしたの?   また、ため息ついて…クリスマスのことはしょうがないでしょ… 💖:そうじゃなくてさ… 💙:そうじゃない…??どゆこと? 💖:(…言ったほうがいいかな…?親友だし…) 💙:ん? 💖:あのね…実は…とある後輩にね… 💙:後輩?あ、もしかしてその人のこと気になってんのw? 💖:その逆よ!昨日、その後輩にクリスマスデートに誘われて… 💙:それは…完全に好きだね。告白するつもりよ。 💖:え…!?っで行くか行かないか迷ってるの… 💙:私は行ったほうがいいと思うよ? 💖:なんで…? 💙:まぁ、後輩くんの気持ち聞かないとだし…   来音はクリぼっちにならないしね 💖:そうだよね… ーー第一話完結ーー第二話へ続くーー
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!