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第一話『突然の誘い』
私は『名月来音』高校2年生。今…絶賛悩み事中。
💖:はぁ。
💙:どうしたの?ため息なんてついて。
💖:いや、一乃のせいだよ…一乃が彼氏なんてつくるから…
私はクリぼっちに…
💙:でもしょうがないじゃん?
やっぱ、クリスマスは彼氏と過ごしたいものよ。
💖:それはわかるけどさ〜。
今まで親友とクリスマスを一緒に過ごしてた身としては、
クリぼっちは辛いのよ…
💙:まあまあ!がんば〜!
ーー放課後ーー
💖:クリスマス…どうしようかな…特に予定もないし…
私の親は共働きで夜遅くまで仕事をしているので、親とも過ごせず…
お姉ちゃんも彼氏と過ごすらしいので、
一人だけのクリスマスを過ごすのだと、がっかりしていたときに、
誰かが話しかけてきた。
💛:あの…
💖:え?誰?
💛:えーっと…高校一年生の『利一理久』っていいます!
💖:(急に何?まぁ、名前ぐらい言っておくか…)
えーっと私は、『名月来音』高校2年生。
💛:それぐらい知ってますよ〜!あ、名月先輩って読んでいいですか?
僕のことはどんな呼び方でもOKです!!
💖:あ、うん…で…なんのよう?
💛:えーっとですね…
突然なんですけど…僕とクリスマスデートしてください!!!
💖:クリスマス…?デート?え!?!?!?
💛:まぁ、急にこんなこと言われても、困りますよね…
💖:まあ…
💛:返事はいつでもOKなんで!
💖:あ、うん…
💛:じゃあ!ありがとうございました! タッタッタ👣
💖:あ…行っちゃった…クリスマス…か…。
特に用事はないけれど…
好きでもない相手とクリスマスなんていいのかな…?
ーー次の日ーー
💖:はぁ。
💙:どうしたの?
また、ため息ついて…クリスマスのことはしょうがないでしょ…
💖:そうじゃなくてさ…
💙:そうじゃない…??どゆこと?
💖:(…言ったほうがいいかな…?親友だし…)
💙:ん?
💖:あのね…実は…とある後輩にね…
💙:後輩?あ、もしかしてその人のこと気になってんのw?
💖:その逆よ!昨日、その後輩にクリスマスデートに誘われて…
💙:それは…完全に好きだね。告白するつもりよ。
💖:え…!?っで行くか行かないか迷ってるの…
💙:私は行ったほうがいいと思うよ?
💖:なんで…?
💙:まぁ、後輩くんの気持ち聞かないとだし…
来音はクリぼっちにならないしね
💖:そうだよね…
ーー第一話完結ーー第二話へ続くーー
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