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第三話『クリスマスの魔法だから』
ーークリスマスまで後5日ーー
💛:来音先輩…あの…申し訳ないんですけど…クリスマス…予定があって…
💖:あ〜、全然大丈夫だよ。じゃあ、イブにする?
💛:それが…イブも無理で…
💖:・・・
💛:だから…23日ってダメですか?
💖:私は全然OKだよ!
💛:本当ですか!?ありがとうございます!!
💖:あのさ…
💛:ん?どうかしましたか?
💖:敬語…ゴニョゴニョ
💛:敬語?もうちょっと大きな声でお願いします。
💖:敬語…じゃなくてもいいってば
💛:ほ、本当ですか!?ありがとうござい…あ、ありがとう!!
ーーそうして23日になったーー
💛:あ、来音先輩!!
💖:待った?ごめんね!!
💛:いや、全然大丈夫!それより…先輩可愛すぎ…
💖:か、可愛くなんてないってば!
それと…今日は先輩…じゃなくていいから。
💛:本当に!?じゃあ、さっそく行こっか。来音ちゃん!
💖:(*ノェノ)キャー
それからというもの…
💛:来音ちゃーん!
これ、見て!!この服来音ちゃんに似合うと思うんですよ!!
💖:え!?そうかな…
ーーーー
💛:今日は僕のおごりなんで、好きなようにご飯食べちゃって!!
💖:おごり!?そ、そんな…
ーーーー
💛:イルミネーションきれいだね〜
💖:うん…こんなのみたの…いつぶりだろ…
💛:家族とかで来なかったの?
💖:うち、親が共働きで忙しくて…お姉ちゃんもここ最近は彼氏とか…
受験勉強とかでさ…来れなかったんだよね…
💛:そうだったんだ…
ーー数時間後ーー
💛:もうすぐ、大きなクリスマスツリーにつくよ
💖:へ〜、大きなってどれぐらいだろ
💛:そりゃもう、このぐらい!!
💖:(手広げて…可愛いw)www
💛:あ!ここがクリスマスツリーだよ!!
💖:うわ〜、きれい…
💛:はい。こっちむいて?
💖:ん?
💛:気づいてたかもしれないけど…僕…来音ちゃんのことが好きなんだ。
よかったら、付き合ってください。
💖:(予想はしてたけど…いざとなると…でも…今日は楽しかったし…
これって好きなのかな…?
いやいや、これはクリスマスのこの雰囲気に騙されてるだけ…
これはクリスマスの魔法だから…!!)
ーー第三話完結ーー第四話へ続くーー
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