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第四話『告白の答えは…?』
💖:…ごめん
💛:そう…ですか…
💖:理久くんのことは好き。
でも…これは…理久くんが言ってる『好き』と違うと思う。
💛:…わかった…でも…これからも…お友達としてよろしくね…?
💖:も、もちろんだよ…(これで…よかったんだよね。)
それからぎこちない空気の中、クリスマスデートを終えた。
💖:今日はありがとうね。楽しかったよ。
💛:僕も。振られちゃったけど…楽しかった。
💖:バイバイ👋
ーーその日の夜ーー
💖:(…断ってよかったのかな…?
でも、好きでもない相手と付き合うほうがおかしいよね…
これで…よかったんだよね)
その日の夜は、このことが忘れられなくて、一睡もできなかった。
ーー次の日ーー
💖:・・・
💙:来音?どうしたの?あ、それより昨日は…
💖:断った。告白は断ったの。でも…それでよかったのかなって…
💙:そっか…でも…それが納得できないなら好きってことじゃないの?
💖:そんなわけないよ…!!好きじゃないから…断ったのに。
💙:でも…楽しかったんでしょ?
💖:まぁ、そうだけどさ…
ーーその日の放課後ーーイルミネーションのところでーー
💙:今日はありがとね〜
💖:いや、全然!
💙:彼氏とのデートが明日だから…
それまでにクリスマスプレゼントを買ってあげたくて…
💖:こんないい彼女がいて、一乃の彼氏は幸せね〜
💙:それより、イルミネーションきれいだね〜。
💖:うんうん!一乃とも来られてよかった〜!
💖:(貴音が言うように…私は…理久くんのことが好き…なのかな…
いやいや!あれは、クリスマスの雰囲気のせいで…
クリスマスの魔法のせいよ!!)
💙:一乃?なに悩んでるの?
💖:いや、なんでもない…
💙:それでさ〜あれがあれで〜ww
💖:やっぱ、一乃の話は面白いな〜www
その時…
💛:(*^^*)(*^^*)でさ〜
💖:え?理久…くん?なんで?クリスマスイブは予定があるって…
💙:え?どうかした?
💖:なんでもない…(泣)
(え?なんで涙がでるの?理久くんの彼女でもないのに…
こんなの…理久くんのことが好きみたいじゃん…)
💙:来音!?なんで、泣いてるの!?
💖:目にゴミが入っただけ…(泣)
💙:あーっと!とりあいず、向こうに行こう!!
タッタッタ👣
💙:どうしたの?
💖:(泣)(泣)理久くんが…他の女の子と…歩いてただけ…
💙:そっか…
💖:でも…私は…彼女でもなんでもないし…
なんなら…告白をふったんだし…
💙:…来音はさ…理久くんのことが好きなの?
💖:わからない…
💙:でも…他の女の子と歩いてて嫌だったんじゃないの?
💖:嫌だったけどっ…
💙:それってさ…ヤキモチってやつじゃないの?
💖:…そうなのかな…?
💙:きっとそうだよ。来音の恋愛についてはなにも言わないけどさ…
好きな人がいたら、何があろうとも伝えたほうが私は良いと思う。
💖:…
💙:じゃあ、もう一度聞くよ?来音は理久くんのこと好きなの?
💖:私は…理久くんのことが好き。
ーー第四話完結ーー最終話へ続くーー
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