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無理やりのキスが嫌じゃなくなったのには時間がかからなかった。
俺は、ちょろいやつだったんだと、自分で愕然とした。
毎日、何回もキスをして。
気持ちよくて、蕩けそうになった。
「キス、させてくれてありがとうございます。」
「ありがとうじゃねえ。いやいやだ。」
いやいやじゃねえけど。もう。でも、嫌だって言ってやる。
「いやいやには見えないけどなあ。」
そして、ふりむきざま。また、あいつは俺にキスをしてきた。
長い、キツいキス。
体が熱くなる。そして、抱きしめられたまま。気持ちよくなった。
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