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「だいたいのものは揃ってます。僕の部屋に。」
「ベッドは大丈夫なのか？運ばなくて。」
「僕のベッド一番でかいサイズなので大丈夫です。」
「そっか。でも何で一人暮らしなのにでかいベッドなんだ？」
「なんとなく。」
何でも計算ずくなヤツだと思ったけど、気の向くままのときもあるんだな。
「じゃあ、とりあえず服と靴と大学で使うものくらいか。いるのは。」
「そうですね。」
「若いもんに持たせるか。」
「２人じゃ無理ですか？」
「無理に決まってるだろ。最後に若いやつら使わせてもらうわ。」
「そうですね。これからは２人でやっていかなきゃいけないから。」
「そうだな。」
そして、若いもんに車を出してもらい荷物を凛のうちに運ばせた。
これから俺達の生活と会社も始まるんだ。
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