赤に染まる向日葵

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 はっと目が覚めて、目の前で充電していたスマホが目に入った。夢の記憶がどんどん遠くなっていく。もうあの人には会えないのか、と思って、次の瞬間にはその存在さえ忘れていた。  いつか思い出せるのかなぁ、とカーテンのすき間から差し込む朝日を感じながら、布団の中で伸びをした。
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