190人が本棚に入れています
本棚に追加
/922ページ
9/22 スパダリもの
恋愛ジャンルの上位作品や、商業モノの新刊をチェックしていて…本ジャンルにおける職業絡みのスパダリものは矢張り強いなと思いました。(あ、幼馴染ものも強いけれど!)
ドクターとか弁護士とか外交官とか警官とか社長さんとか財閥御曹司とかそういうの。
私が最も苦手とするもののひとつがそれで…身近にそんな人がいないからイマイチよく分からないんですよね。
でも確かに読むのは好き(特に弁護士モノは好んで読みます)。
うちの亡くなった母方の祖父は小さな運送会社の社長でした。
携帯電話が普及していないような昭和の頃、祖父は社長さん御用達?の高級車?に乗っていて、センターコンソールのところに自動車電話がついていたのを覚えています。(分からない方は「自動車電話」で検索してみてね♥)
庭にある盆栽も一鉢が何十万もするものがゴロゴロしていましたし、池を泳ぐ錦鯉はどれも皆数十万の子たち、中には1匹100万とかするような子もいました。
祖母や母が持っていた着物も一着百万超えのものばかりで…景気の良かった頃は小さな会社の社長さんでも羽振りが良かったのを覚えています。
毎年何かというと高級なお肉が食べられるステーキ屋さんに連れて行ってもらっていた思い出もあります。
でもそういう思い出が今の時代に通用するかと言われたら違うわけで。
もっと言うと大学卒業してすぐの頃に警察官の人と付き合っていたこともあります。
でも…その人は余り仕事のことを話す人じゃなかったし、彼との会話で数少ない覚えていることと言ったら、県外(と言うか定められた範囲外)に出る時には非番の日であっても前もって許可を取らないといけないというのと、パトカーを運転出来るのは資格を有した人だけと言うことくらい。
若い頃に付き合っていた人なので交番勤務のおまわりさんでしたし、それより前――警察学校に入っている間は殆んど連絡が取れなくて寂しかった思い出くらいしか。
木村拓哉さん主演の『教場』というドラマを観ていると、彼は警察学校にいた時は、こんな生活をしていたのかな?と思ったりしました。
知らないことを書くのが本当に苦手な私には、人気の職業に絡めたスパダリを書くのが死ぬほど難しくて。
そう言うのが求められていると分かっていながらなかなか書けずにいる毎日です。
いつか弁護士物とか書いてみたいなぁ~という思いはあるんですけれども。
私が経験したことがあって書き易いのは動物病院のお話、書店員のお話、司書のお話、小中学校絡みのお話、運送会社絡みのお話、米軍基地に勤めている人のお話、建設業絡みのお話…くらいかなぁ。
何て狭い世界で生きてるんだ!と思いつつ。
もっと色々調べる力(リサーチ力)をつけないとなぁと痛感しています。
※嘘でも何でも、「この小説の世界ではこういうものなのよ!」という感じで、読者様を信じ込ませられる説得力も身につけたいなとも思っています。
(そもそも厳密に言うと財閥なんて今の日本にはないですけど、TL業界では結構普通に財閥の御曹司とか出てきます。実際にあるのは多分企業グループとかそんなんですけど、フィクションだもん! 財閥だって存在しててもいいわけです❤️)
(2023/09/22)
![05a74adc-98cf-48be-96f9-3039077c4af8](https://img.estar.jp/public/user_upload/05a74adc-98cf-48be-96f9-3039077c4af8.jpg?width=800&format=jpg)
最初のコメントを投稿しよう!