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『凍風』
演劇研究会二〇十七年度卒業公演
脚本・演出 …… 坂本海
男 …… 遠藤増也
女 …… 浦瀬杏奈
◎時代設定
二〇一八年二月
或いは二〇一四年四月
或いは二〇〇四年四月
或いは二〇一八年四月
◎装置
都内某所ホテルもしくは個室のような舞台美術
舞台中央に大きな鏡台があり、その表裏どちらにも座ることができる。
鏡台の横に浴槽があり、浴槽には水が張られている。
捌け口は具象的な扉が一つと、抽象的な捌け口が一つ以上ある。抽象的な捌け口は逃げ道を象徴している。
◎表記について
☆――前の台詞の語尾に重ねて言う。食い気味。
/――台詞の調子・方向性を切り替える。あるいは後続の台詞に断ち切られる。
▲――舞台袖に捌けながら言う。
▽――言いながら登場する。
・――間を取らない読点。
ト書きの「間」と「一拍」は、「一拍」の方が短い。
(このような)括弧内の文字は発話されない。
このような傍点付きの台詞は強調の意味。強調して発音するとは限らない。
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