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〜昔の話〜
私のママはパン屋さんで働いていてパパがママを迎えに行ってた。パパはママの前だけでは優しいが、いないと酷くなる。そしてある日、ママとパパは喧嘩した。ボコッ、ガンッ!こんな音が続いて覗いてみると私に気付いたようで音は止んだ。
パパは「自分の部屋に戻ってなさい。」といった。
その時のパパの目が恐ろしくてすぐさま自分の部屋に逃げ込んだ。その日の翌日、廊下に出てみると「ママの荷物がな..い...?!」慌てて外に出ると知らない車が家の前に止まっている。状況が飲み込めなかった。すこしたつと家の中からママとパパが出てきた。
パパが「ママは遠くのとこに行くことになったんんだ。ママについていきたいなら、ママについていけばいい。ついていきたくないなら、パパの家でパパとお姉ちゃんと一緒に暮らすことになる。」
ママは何も言わない。でも私は当然、「.....ママについてく。」と言った。ここでずっとパパと暮らすのはゴメンだ。でも....お姉ちゃんは?私かわりにお姉ちゃんが殴られるかもしれない。そう思いつつも私は知らない車に乗る。いつの間にか寝ていたようだ。到着すると、ママに腕を引っ張られながらも家の中に入った。すると50,60代のおばあちゃんおじいちゃんがいた。
ママに聞くと「この人達はね、あなたのひいおじいちゃんとひいおばあちゃんなのよ。ばあちゃん、じじって呼びなさいね。」
「うん....」それから平和な日々が続いた。
〜5年後〜
私は10歳になった。あれから私は変わった。とても明るく皆が頼ってくれるような存在になった。こうして私は幸せになったのだった。
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