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一方、こちらはというと……
「あらあら、お隣さん。ちょっと激しいわね」
と、苦笑いの看護師さん。
実に静かすぎる分娩室です。
なんたって当の本人が、こんな冷静にみてしまっていますから。
結局よくわからないまま、看護師さんの指示に従って、無事出産出来ました。
約3000g。みごとにガッツ石松顔の女の子が産まれてきました。
いや、よかった。多分、本人も頑張ったんでしょう。
「おめでとうございます。頑張りましたねー……あら、この子、う◯ちしてるわ」
お食事中の方、いらっしゃったらすみません。
そうして産まれると同時に排出を覚えた娘は、成人するまでに、実に色々ありました。
特に印象深かったエピソードを綴っていこうと思います。
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