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娘が一歳二ヶ月の頃。
私が膀胱炎を悪化させて、救急外来に行く事態になりました。
当時、我が家は私の実家で同居してました。
休日で、旦那も実母もいたので、娘は任せていきました。
診察を受けた結果、腎盂腎炎という事で、点滴と飲み薬が出されました。
そこで先生に
「すみません。今、授乳中なんですが」
「あら、いくつ?」
「一歳二ヶ月です」
「あ、そう。でもこの状態ですからね。授乳は諦めて。月齢的にも卒乳でいいんじゃないかしら」
「あ……そう、ですね」
そんなわけで、強制的に前準備なしの断乳です。
確かに体調的にやむを得ないわけで、点滴を受けました。
でもその間、考えるのは娘の事で。
私が体調崩さなければ。
もっと根気よく離乳食を続けていれば。
こんな急に断乳なんて事態にならなかったんじゃないか。
そんな事を考えて、点滴を打ちながら悔やみ続けました。
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