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「なんでまた泣きそうになってんだよ」
俺は目を潤ませる晴海の頭を撫でて笑う。
「俺、一生友樹のこと大事にするから」
「一生って気が早すぎ。でも、これからもよろしくな」
男同士の恋愛だ。
世間から批判されたり、それこそ家族も友人も認めてくれるかはわからない。
これから苦労することも多いはずだ。
それでも、晴海とだったら…
晴海と一緒にいれば、どんなことも乗り越えていけるんじゃないか、そう思った。
だから、この先も、一生傍にいてくれよ。
そう心の中で呟いた。
ーENDー
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