8.恋愛信者

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8.恋愛信者

 地球から見る月はとても綺麗。雲に隠れている時でさえどこか儚げな魅力がある。だけど近くで見たらきっと想像とは違うんだろうな。彼についても同じかもしれない。それでも、そうであっても私は彼に恋をしていたい。でこぼことして殺風景な月の上にだって愚かな恋の花は咲くはず、いや咲かせたい。ばかみたいだけどそう思っている。
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