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2022.01.25. 2022年の自分内大賞はこちらの話
「降り積もりしは、五十音の物語。」
https://estar.jp/novels/25927411
五十音のアナグラムを四節連ねて起承転結を作ってみたのです。
当初は一節の予定でしたが、妄コンは百文字以上からだったのでやむなく四節になりました。
一応「降りつもる」向けですが、通るものでも無いのはわかっています。
ただ、思い付いてしまったので、やってみたいからやってみただけです。
技術屋の無駄なスゴ技みたいな事ですね(笑
作り甲斐や達成感は比類なきものでしたが、超めんどかったです。
たぶん長編をこね回すストレスから、面白いとかキャラとかストーリーとかそういうのから目をそらし、ただただ技術的なものを書かねば落ち着かない病に襲われたのです。
結果、降り積もったのは疲労のみだったような気もしますが(笑
使用できる文字に限りがあるため、どうしても古文的な言い回しが増えたりしますが、そこで日本語の趣深さにも改めて気付かされましたかね。
五十音って、おおよそどの文字も一文字で意味があるのですよね。
漢字変換したら色々出てきますし、文法的な語としても機能します。
とは言え、作る内容にもよるとは思いますが、今回悩まされたのは「ね」と「ぬ」でしたかねぇ。
古語っぽくなったので会話の語尾に「ね」と付けるわけにもいかず、否定接尾語等の使い道は多いはずなのにこの話の流れの中では意外と使えなかった「ぬ」。
この余った「ね」とか「ぬ」を無理矢理振り分けながら、そしたら他の語から別の文字が溢れたりして、それを処理しながらまた「ぬ」がはみ出してきて半分作り直し、みたいなことばっかりだった気がします。
何か利が無い限りはもうやりたくないです(笑
さておき、次回の作品リリースは、2021年のつぶやきをまとめた「2021」の予定で御座います◆
と、前にも言いましたかね(笑
その後は、二月末頃にまた何か企画的なことで一本ぐらい書くとは思います。
なんか無用に疲れたので、今日はいつもの漫談も無くこれにて失礼致しますよ( --)。o
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