ブルーハーツと尾崎豊

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ブルーハーツと尾崎豊

 えっ何でこの組み合わせ?って感じですが、自分でもよくわかりません。ただ、並べてみたいと思う気持ちが常にあります。  熱い情熱、メッセージ性、反骨精神といったような理由だけでもないと思います。単に思い出深いからかもしれません。  知ってる方もいるかもしれませんが、1987年の真夏に、熊本の阿蘇で開催されたロックフェスがあります。僕はまだ6歳の頃なので、当然リアルタイムでは知りませんが、  その名が "BEATCHILD" といい、今でいうフジロックみたいな感じだったようですが、これは伝説的なイベントとなっています。  なんせ出演者がすごい!  1981年生まれの自分は、やや後追い世代ではありますが、やはりブルーハーツと尾崎豊って特別なんですよね。接点があるようでないこの2組が、というだけでも衝撃的なんです。  さらにBOØWY、佐野元春、岡村靖幸、(ダイヤモンドユカイの) RED WARRIORSが参加。佐野さんのバックバンドにはEchosとして辻仁成まで参加していたというので、どんだけ豪華なんだ~と思っちゃいます。  さて、ブルーハーツを含め、甲本ヒロトと真島昌利を中心としたバンドは3つあって、それぞれ大好きな曲があります。歌詞も曲も歌い方も全部良くて、大好きで、いつ聴いても時代の息吹を感じられるし、いつまでも胸に残ってる。あの人たちがもう還暦なんて信じられないなぁ。  誰かが言ってたけど、パンクロッカーは自分のこと「ぼく」なんて言わないんですよね。でも彼らは言ってしまう。共感してもらえるか分からないのですが、あれだけムチャクチャなのに、どこか品の良さ(?)、行儀の良さ(?)、もっとシンプルに言えば、優しさ、があって、良いことも悪いことも全部クレヨンで描いたような、原色の美しさがいつも満ちていたように感じます。 「夕暮れ」 THE BLUE HEARTS 「終わらない歌」 THE BLUE HEARTS 「リンダリンダ」 THE BLUE HEARTS 「人にやさしく」 THE BLUE HEARTS 「情熱の薔薇」 THE BLUE HEARTS 「TRAIN-TRAIN」THE BLUE HEARTS  ※初めて聴いたブルーハーツの曲です。 「夢」 THE BLUE HEARTS 「1000のバイオリン」 THE BLUE HEARTS 「ラブレター」 THE BLUE HEARTS  ※矢井田瞳のカバーも良かった~。 「青空」 THE BLUE HEARTS 「キスしてほしい」 THE BLUE HEARTS 「日曜日よりの使者」 THE HIGH-LOWS 「青春」 THE HIGH-LOWS 「完璧な一日」 THE HIGH-LOWS 「エイトビート」 THE CRO-MAGNONS(クロマニヨンズ)  尾崎豊は1992年に亡くなっているので、自分はまだ小学生でしたが、まわりにはすでに感化された早熟な連中がいました。中学生になってカラオケに行くようになると、だいたい1人くらいは少しだけ尾崎っぽく寄せて歌う「プチ尾崎」がいて、でも実際に歌唱力があるとカラオケでもけっこう感動しちゃったりするんですよね。それでどんどん好きな曲が増えていく。退廃的なイメージが強い反面、どこまでも希望を感じられてしまう矛盾は、この人の魅力の根源のようにも感じます。 「卒業」 尾崎豊 「Forget-me-not」 尾崎豊 「シェリー」 尾崎豊 「Scrap Alley」 尾崎豊 「太陽の破片」 尾崎豊 「OH MY LITTLE GIRL」 尾崎豊 「坂の下に見えたあの街に」 尾崎豊 「I LOVE YOU」 尾崎豊 「15の夜」 尾崎豊 「僕が僕であるために」 尾崎豊 「SCRAMBLING ROCK'N'ROLL」 尾崎豊 「十七歳の地図」 尾崎豊 「COOKIE」 尾崎豊 このクッキーって曲の(もちろんいろいろ考察があったのであろう、その末の)突き抜けた他人任せ感、ヒモ感が好きだったんだよな~笑
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