動機として

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動機として

 ただの素人が書いています、好きな曲についての備忘録です。  勝手にテーマ作って数曲ずつリストアップしていって、好きな曲をすべて網羅できるか…? 挑戦です。嘘です。  以下、自分の「ヘキ」の分析なので読む価値ゼロです、無視してください。  物語の備忘録も別のところで書きましたが、このエブリスタにおいて「好きなもの」を書き留める意味について、動機を自己分析してみました。  幼い頃から、「好きなものをコンパクトにまとめておきたい」という妙なヘキがあったのです。  例えば小学生のときは大事なリュックをひとつ持っていて、名前こそ『防災バッグ』なんて言っていましたが、中身は防災と無関係で、その当時好きだったものを詰め込んだ感じでした。漫画とか、写真とか、ファミコンの「復活の呪文」をメモしたノートとか、自分で作ったカードゲームとか。  それを枕元に置いて寝ることで、妙な安心感を得られる気がしました。  中学、高校になると、その対象に、CDやDVDといった媒体も含まれるようになりました。  一般的なコレクターの人たちと決定的に異なるのは、「収納が(、、、)コンパクト(、、、、、)」であることにこだわるところです。そのため、好きな映画のDVDを買ってきても、ジャケットはすぐ捨ててしまい(!) 24枚入りの収納ケースなどに移してしまっていたのです。  自分にとってはそのケース自体がとても重要で、できるだけ小さく、丸く、可愛く、余計な突起やポケットがなくてつるっとしてるのが理想でした。  だから良さそうなケースがあるとすぐに買ってしまい、部屋の中がケースだらけだった時期もあります(中身のDVDよりケースのほうが多い)。ほとんど病的な感じでしたね。  しかしそのうちに「好きなものが多すぎて買えない」「入らない」「持てない」という難題にぶつかるようになります。  そして行き着いた先が、「外付けHDD」にデータ形式で全部を入れておく、というものでした。  映画やドラマ、漫画、小説、音楽、お笑いなどの趣味モノだけじゃなく、思い出の写真とか、仕事で作った資料とか、もちろん自分で書いた小説もココ。妻からもらった手紙など、紙で大事なものは全て写真に撮って、あるいはスキャンして入れてあります。  そして、これもデザインとサイズが重要で、できるだけ容量は大きく、でも胸ポケットに入るくらい小さくて、つるっとしてて丸っこい、そういうHDDを今も持っています。  シンプルに言うと、自分の大事なものがすべて詰まった「球体」を常に求めている気がします(病です…)  今の時代は多くの人にとって、スマホがそれに近い面があるかもしれません。しかし自分の場合はどうも「オフライン」というところにも大きな価値を置いているようで、それは簡単に言えば、不可侵性を求めているような気もします。  秘密基地的な、あるいは、宝箱的な。  それともうひとつ重要な点として、このタイトルにもあるように、「備忘」という側面があります。  僕は自分の記憶力に対する信頼性がおそろしく低く、「脳にあるものは必ず消えてなくなる」という恐れをいつも持って生きています。昔から忘れっぽく、海馬がほとんどシフォンのようなのです…!  ここまで自己分析しても、このヘキの正体は結局は分からないのですが、バックアップも含めた3つのHDDは、生涯持ち続ける気がしますね。  しかしこのHDDでも限界があって、特に趣味モノの部分でいうと、やはり容量の問題 (10TBくらいあれば…) と、著作権等の法的な問題、データ化するための技術的な問題があって、何でもかんでもデータで持つことが簡単じゃありませんでした。  そして、行き着いた最終形が、「文章として持つ」でした。文章なら、いくらでも好きなものを列挙できる!  前置きが超長くなりましたが、これがエブリスタに「好きなものリスト」を作っておきたいという動機の説明でした。  ここで「備忘録」という名前で載せていたのは、映画・ドラマ・漫画・小説等の「物語」についてのメモでしたが、「音楽」も大好きなので、それについても書いてみようと思って始めたものです。  といっても音楽的な知識がないので、ホントにただの「好きなものリスト」です。読んでためになるようなシロモンじゃありません。
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