愛と暗殺計画

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 ……友人? それは、僕だけでなく、徳野幸人と、も? 「……! うん、もちろんいいよ。その、ごめんね、こんな突然……びっくりしちゃったよね……」 「えへへ、びっくりしちゃったけど、大丈夫だよ。じゃ、私塾があるから、帰るね。精一杯気持ち伝えてくれてありがとう。とっても嬉しかった! じゃあね!」  僕は呆然としました。こんな機会はもう2度と来ません。約半年経ってようやくこれです。これを逃すと、もう我が社の将来は絶望的です。これは何としてでも小暮のぞみを殺さなければなりません。徳野幸人もいますが、口封じならいくらでも可能です。僕は咄嗟に右手を銃口に変え、小暮のぞみに向けます。しっかり狙いを定め、撃った時でした。徳野幸人が、小暮のぞみを左へと押し出したのです。弾は徳野幸人の左肩の上あたりをを削りました。 「っ─────!!!!」 「キャーーーーーッ!!!」  すると、すぐさま図書室に教員方が押しかけて来ました。 「何事だ!?」
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