黄金の船

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黄金の船

1秒でファンをドン底に落としてしまったラガーレグルス。 欧米では一瞬でレースを台無しにしてしまう可能性が有るので、ラガーレグルスの様な気性の荒い馬の評価は低く、デビュー前に徹底して矯正される。 しかし日本では気性の荒さは「個性」として捉えられる、もちろん矯正を試みるが欧米ほどムキにはならない。 よく「日本人は個性の無い優等生タイプばかり」と欧米人から揶揄されるが、馬に関してはこと逆のようで、たとえ欠点でも個性有る馬こそ好まれる。 いや、個性が無い人種だからこそ個性のあるものに憧れているのだろうか。 さて、ここまで書いてこの話の主役はラガーレグルスではない。 私が紹介したい馬の名は「ゴールドシップ」。 競馬ファンなら誰もが知っている”あの事”を競馬を知らない人にお伝えしたく、この手はタイピングを進めるとしよう。  
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