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アイツに嫌気がさす日々…
でも、なんとか登校を続けたら
ガーデンコーディネーターの資格試験を合格
無事に大学を卒業した私は
お庭を代わりにコーディネートする会社
㈱Royal Gardenを企業
今では、社長として勤務してて
おかげさまで、ぼちぼちもうかってるから
社員のお給料を払えるぐらいは成長してる。
だから、今までいじめてきていた
アイツをこきつかってやろうと思って
今、会社からアイツに電話してる。
無理矢理登録された、電話番号を使ってね…
トゥルルル…
電話口
「よお、風音か…御前から
電話してくるなんて、珍しいな
俺の事、嫌いだったんじゃないのか?」
アイツだ…大人になっても変わらないわね。
私
にしそらかざね
西空 風音
「ええ、貴方なんて大嫌い!
だけど…私の執事として働いてほしいわけ。
ご主人様の命令は絶対なんだからね!」
(心:こき使ってやるんだから…)
電話口で小さく笑う零斗…
電話口
幼馴染み
こくうんれいと
黒雲 零斗
「クハハッ…へえ、面白そうじゃないか…
良いよ…燕尾服はこっちで用意する。
御前の住所、教えな…
明日から言ってやるよ。」
(心:お付きの執事になれば
あんな事やこんな事、いろいろ出来そうだ…
ッフフフ…)
い、意外と話が早い…
もっと反発してくると思ったのに。
私
にしそらかざね
西空 風音
「そ、そう…助かるわ!私の住所は…」
アイツに私の自宅住所を教えてやった。
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