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大学1年で、まだ入学したての時
入学式が終わった次の日
まだ、クラスに馴染めてなくて
お昼時間…1人で中庭に向かったとき
アイツがいたのよね…
中庭に行くための扉の前に立っていた…
今も、はっきりと鮮明に覚えてる!
入学式当日…
アイツはいなかったはずなのに…
幼馴染み
こくうんれいと
黒雲 零斗
「よお、久しぶり…
高校の時、以来だよな?」
…
私
にしそらかざね
西空 風音
「零斗…どうして…」
学科は違ったけど、アイツは
私と同じ大学に通ってた。
幼馴染み
こくうんれいと
黒雲 零斗
「どうしてって…
受かっちまったんだから、仕方ないだろ。
ガーデンコーディネーター
目指してるんだな、御前は…」
…
私が、黙ってるとアイツ…
いきなり、私の鞄をあさってきて
おもむろに、私のスマホを奪ってきた。
私
にしそらかざね
西空 風音
「ちょっと!返してよ!」
当時は、スマホにロック機能が
あるの知らなくてアイツは無理矢理
私のスマホに連絡先を登録してきて…
幼馴染み
こくうんれいと
黒雲 零斗
「クハハッ…これで
いつでも連絡出来るようになったぞ。」
アイツ、スマホは返してくれたけど
そのまま…どっか行って…
帰りにまた、ついてきて私の鞄を
ひったくったり、髪の毛を引っ張ってきたり…
私の財布からお金、勝手に取り出したり
それはそれは…ひどいことばっかりされてた。
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