第2話 幼馴染の訪問

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 一方、ソフィとの婚約破棄を宣言して気分がいいエミールは、ディナーの席へとスキップをしながら向かっていた。 「リュシー嬢との婚約、きっと父上と母上も喜んでくださるだろうな~!」  エミールの両親は、エストレ家を訪れていたソフィと自分の息子の微笑ましい話を聞けると思い馳せていた──
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