第9話 嫉妬で溺愛モード突入?!

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第9話 嫉妬で溺愛モード突入?!

 クリストフがアイヒベルク邸に来たその夜、シャルロッテはエルヴィンに呼ばれて彼の部屋に向かっていた。 (やはり、私何か失礼なことをしたのでしょうか)  シャルロッテは不安を抱えながら、ドアをノックする。  中からどうぞという声が聞こえたため、そっとドアを開けて入った。  すると、全て身体が部屋に入る前にシャルロッテは腕を引かれて中に入る。  シャルロッテはドアの傍にあった壁に押しやられ、エルヴィンはシャルロッテの顔のすぐ横の壁に手のひらをつく。 「エルヴィンさまっ?!」  シャルロッテは壁に背がつき、エルヴィンの顔がすぐ近くに迫っている。  そのまま唇と唇がくっつくかという距離になったときに、エルヴィンはシャルロッテの長い髪と首元に顔をうずめる。  シャルロッテはこそばゆく、もぞもぞとして逃げようとするが、今度は足で逃げられないようにガードされる。 「ん~っ!!」  目をぎゅっとつぶるシャルロッテに、エルヴィンは彼女の首元に唇をつけた。  ぺろりとなめられる感触がしたあと、今度はまた唇で吸い付く感覚に襲われる。
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