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『くっそお!学武くんったらぼくのことほんとに置いていったよ!』 とかぶつくさ言いながら歩いていたら木の上から声が聞こえてきた。 「モウスグモウスグぐふふ、げへへ興奮で鼻血出そう」 なんだ、ただの変態か…。何がもうすぐ?気になるな。よし、分かったぼくも木に登って話しかけよーっと!唸れ!このぼくの学武くんに お前多分野生の動物に生まれるはずが間違って人間として生まれてきたんじゃないか と言われるほどの野生の力! うん、こんな木一瞬で登れた!流石だよねイケメンで運動神経のあるぼくは他とは違う! 「ソロソロソロソロぐへへへへへ」 また変態がニマニマして喋ってるよ…。まあ、この学園変態転がりまくりだからそんな珍しくもないか。いや、このタイプの変態はなかなか見ないけど。 『何がもうすぐでそろそろなのー?』
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