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『あれ、ぼくは…?』 僕が目を覚ますとそこはふかふかのベッドのなかだった。こ、これはあれを言うチャンスでは!!?みんな言ってみたいセリフの3位くらいには入っているであろう知らない天井だ!!! 言うぞ!!!せーの! 「お前は朔太郎。バレンタインデー生まれの頭が可笑しいアホの中のアホだ。他に何かわからないことは?頭をなぜか、な・ぜ・か!オペラグラスで打ったらしいからな。お前の小さくて皺のないツルツルの脳みそじゃ色んな事忘れてんじゃねえか?」 ……知らない天井だって言おうとしたらいつから居たのか学武くんにとてつもなく貶された。あれ、やっぱり学武くんぼくのこと嫌いだよね????? 『学武くん!!?失礼だよね!?ぼくのこと流石にポンコツ扱いしすぎだよ!!!!!』 「はッ、実際ポンコツだ。ところでなぜ朔太郎は保健室送りになったんだ?原因がオペラグラスって事は分かるがオペラグラスが頭にぶつかるシチュエーションが俺にはまっっったく分からん」 『いやー、それがぼくにも全くわかんないんだよねー!転校生にキ』 「おんどりゃあああああああああああ」 転校生にキスしたとこまでしか記憶が無いと学武くんに伝えようとした瞬間保健室のスライドドアが大声と共にすごい勢いで開いた。そして 閉まった。 え?何がしたかったの?朔太郎くんには分からないよ…。
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