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ぼくは走りに走って目的地のすごくもったいないお金の使い方をしたであろう扉を勢いよく開けた。 「な、なんだ!!!?」 「扉が壊れます丁寧に開けて入ってきてください。」 「びっくりした〜!誰〜?」 上から会長、副会長、会計だよ!ていうか 『ぷぷっ、会長の癖にビビってるー!』 「なんだお前か。…お前俺様だって人間なんだからな?人間誰しもビックリすることくらいあるだろう?で、ここになんの用だよ」 会長まだ自分のこと俺様なんて言ってんだよ!イタイよおー!じゃなかった 『ちょっと聞いてよ!ぼくにとうとうストーカーが出来たんだよ!』 そう言った瞬間会長は挙動不審になり副会長は訝しげになり会計は目を細めてこっちを見つめてきた。そんなに見つめちゃいやん!はずかしぃー! 「そ、そうかそれでなんで俺様のところに来るんだ…?」 『え?別になんとなくだけど理由なんかないよ?ところで会長はなんで急にそんなオドオドしだしたの?』 「お、俺様がオドオドなんて格好悪いことするわけが無いだろ!?」
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