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「はあ、バ会長のことはいいんですよ。あなたストーカーが出たって言うのになぜそんなに嬉しそうなんですか。」
「イテッ!?」
副会長が会長の足を蹴り飛ばしてぼくの前に来た。なんか会長の小物感溢れる悲鳴が聞こえた気がするけど気の所為かな?
『嬉しいに決まってるじゃん!!あの伝説のストーカーだよ!!?』
「伝説、ですか?」
『そう!後ろに常に居て敵から守ってくれて素敵な写真撮影までしてくれる伝説の!』
多分ストーカーのことを話してるぼくの目は今すごく輝いていると思う。キラッキラだよ!今なら星になれそう!
「何言ってんだこいつ???」
「会長しっ!ストーカーが本当はどんな奴らなのか知ったら朔ちゃんビビっちゃうでしょ〜!ここはもうこの話に乗っかるしかないよ!」
「あ、あぁ、分かった…?」
なんか会長と会計の御影ちゃんが2人でコソコソ話してるんだけどデキてるのかな?とか思った瞬間御影ちゃんが唸りだした。
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