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(あれ…私…どうなったんだっけ…真っ暗…ここ…どこなんだろう…) ばにら『にゃ~ん…』(ぺろぺろ) ありす『ん…んぅ…?ばに…ら?』 ばにら『にゃ~ん!』(スリスリ) ありす『起こしてくれたの?ありがとー(*´∀`*)』 ??『…やっと起きたのか?』 ありす『…えっ?』(キョロキョロ) ??『…ここだ。俺が気づいた時からお前ずっと寝ていた…その白猫がずっと舐めて起こそうとしていたぞ…』 ありす『えっ…蒼依(あおい)…?』 蒼依『確かに俺は蒼依だが…お前のことは知らない…』 ありす『えっ…私…貴方を知ってる…』 蒼依『お前がどう言おうと俺はお前のことなんて知らない…俺自身のことも…』 ありす『そう…なんだ…あっ!それじゃあ私と一緒に旅しようよ!そうすれば貴方の記憶も戻るかも!』 蒼依『旅…か…まぁ構わない…』 ありす『うん!それじゃあ…ここから1番近いあのお城に行ってみよ!ほーらっ!いこ蒼依!ばにらも!』 ばにら『にゃ~ん!』 蒼依『あっおい…早いな…待ってって…!』 どうして私がここにいるのか分からない… でも、きっと何かがあるんだと思う… 蒼依は私のことも…自分のことも分からないみたいだし… 誰か…知ってる人…いないかな…
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