Page4

1/1
前へ
/6ページ
次へ

Page4

ありす『……ん』 (あ…朝だ…結構早く目が覚めちゃったなぁ…) ばにら『シャーッ!』 ありす『えっ!?どうしたのばにら!?』 ーーSystem Data All Yellow 予備電源起動ーー ありす『…えっ?』 蒼依『なんださっきから…騒がしい…』((寝起き ??『当機No,0…再起動…しました…』 ありす『……えっ?』 蒼依『こいつ…一応動けるんだな…』 ??『初め…まして…No,0…です』 蒼依『…0?こいつの名前か…?』 零『そうです…名を(ゼロ)と…言います』 ありす『良かった…ひとまずは意識戻ってくれて…』 零『該当データ無し…お二人の名前を提示してください…』 ありす『私は《ありす》!昨日の夜、あなたを見かけてここまで隣にいる《蒼依》と運んだの!』 蒼依『…蒼依だ、お前…どこから来たんだ?』 零『認証…ありす、蒼依…回答、該当される記憶なし』 ありす『…えっ?覚えて…ないの?』 蒼依『…俺と一緒か』 零『助けていただき…ありがとうございました…』 ありす『…………』((零を見る 蒼依『…ありす?』 ありす『ねぇ…蒼依…この人も旅に誘おうよ!』 蒼依『…はぁ、そんなことだと思った…』 零『非推奨、僕が居たら足手まといになります…』 ありす『1人でいるよりみんなで居たほうがもっといいよっ!もしかしたらあなたの記憶も戻るかもしれないし!』 蒼依『…言い出したら止まらないぞ?』 零『…分かりました、それでは…よろしくお願いします…』 ありす『うんっ!よろしくねっ!』 (うーん…零かぁ…なんかなぁ…) ありす『ねぇ!あなたの新しい名前、考えたんだけどさ《ヨル》はどう?』 零『ヨル…ですか?』 ありす『あなたと出会ったのが《夜》だったし…』 蒼依『…安直だな』 ありす『別にいいでしょー!もー!』 ヨル『ヨル…ヨル…当機新規命名…ヨルに変更しました』 蒼依『…気に入ったみたいだな』 ありす『それとっ!これから旅仲間なんだし、敬語じゃなくてタメ口でいいよっ!』 ヨル『…タメ口、すぐには難しいですが…善処します』 蒼依『…今まで以上ににぎやかになりそうだ』
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加