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琵琶湖大橋へレッツゴー!
「もうぼちぼち、琵琶湖大橋歩きに行く?」
『そうやね。座ってんのもしんどくなってきたし。』
「カフェオレ全部飲んだ?」
『まだ、少し残ってる。』
「わかった。ドリンクホルダーに置いとく?」
『うん。そうする。』
カノジョがペットボトルのふたを締めてそれを受け取る。自分の飲み終わった缶を持つ。車から降りてカノジョは車の側に立ち、僕は運転席に座ってシフトレバーの並びに2つあるドリンクホルダーに空缶とペットボトルを置く。エンジンをかけて後ろの窓を締める操作をしてエンジンを切り、自分が飲んだ缶を持って、車から出て施錠する。
「お待たせ。そしたら行こか…でもその前に空缶捨てさして。」
『いいヨ。先捨てに行こ!』
再び、でも今度は2人でコメプラザ入口付近の自販機へ行って、空缶をゴミ箱へ入れた。
それから、コメプラザから更に駐車場の奥に行くと右側に琵琶湖大橋の歩道へ続く階段があった。カノジョ、僕の順番で階段を上っていく。少し急な階段で上がりきった時カノジョの息が少しだけあがっていた。
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