第二話

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「見て、最近のうちの猫」 徐にスマートフォンを差し出した、たか子。 「うち猫飼ってたっけ」 「何言ってんの。レイコちゃんやんか」 私は、収縮した脳をフル稼働させた。 「あぁ!ミィちゃんね」 「名前ミィちゃんじゃないけどね」 私は、家にいた頃の記憶を引っ張り出した。 猫は幼い頃からずっと飼っていたので、比較的好きな方である。 ただし、ミィちゃんには良い思いが無い。
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