帰宅
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帰宅
玄関の閉まる音がしたとき、僕は靴も脱がずにその場にへたり込んだ。 「……ああ、疲れた」 疲れた。嘘ではないし、むしろ事実だ。なんとかここまで帰って来られたけれど、あと十メートル遠かったら倒れていた。 帰ったら、ここからが本番なのに。まず手洗いうがいをしなくちゃいけないのに。まだ十九時だから夕飯を作らなくちゃいけないのに。 もう体が動かない。
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