Chapter:12 クリスマスの夜に

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「うんっ!!」  はなは満面の笑顔で頷いていて…… (はな、気付いていないのかなぁ? 俺がエッチしたい口実に「冷凍ケーキ食べたい」って言ってる事)  その純粋無垢な笑顔が眩しく、愛おしく感じて 「はな、可愛い♡」  そのまま思いを口にして、頬をひと撫でしてみた。 「やぁん♡ くすぐったいよう♡」  はなの声は甘くなり、吐息も熱を含んでいる感覚がする。 「えへへ♡ 幸せ♡」  実際俺の言葉からどの程度その意味を汲み取っているのかまだ知る由もないんだけれど 「私も幸せ♡」  純粋な意味合いでも、やらしい俺の考え全てを理解してくれていたとしても…… 「うん♡ めちゃくちゃ幸せ♡」 (もう、どっちでもいいや♡)  どのみち幸せいっぱいである事は変わらないんだからと、はなの体を引き寄せて 「んちゅ♡」  チョコレート味の唇を味わい…… 「んうぅ♡」 「ね……はなの舌もちょうだい♡」 「んふうぅん♡」  可愛い舌もいっぱいいっぱい愛したくなった。
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