Chapter:12 クリスマスの夜に

17/79
前へ
/693ページ
次へ
「プレゼント交換、しよっか♪」  ホックを掛け直しながら俺が言うと 「うんっ♪」  ブラのワイヤーに丸いおっぱいを押し込めながらはなが頷く。 (可愛い……可愛すぎる!)  プレゼント交換も楽しみだけれど、この後のイチャイチャも期待が高まる。 「あのねあのね! 私が選んだのはコレだよ~!!」  気を取り直して、クリスマスプレゼント交換を始めた。  まずははなから俺へのプレゼント。 「あっ! 黒い箱に銀色のリボンってかっこいいね♪」 「うんっ! クリスマスだから赤と緑の組み合わせも良いかなぁなんて思ったんだけど、大人っぽくてシックなラッピングを敢えて選んでみたの」  大きさは手のひらに乗っかるくらいの立方体の小箱で…… (なんだろう? もしかしてアクセサリーかな?)  10月の就職祝いにもらったネクタイピンみたいなかっこいいプレゼントなんじゃないかと、小箱やオシャレ包装にドキドキしてしまった。 「はな、開けてもいい?」 「もちろんっ!!」  ニコニコ笑ったり首を縦にブンブン振って頷いたりする様子を視界に入れつつ、包装を丁寧に静かに開いてみると……。
/693ページ

最初のコメントを投稿しよう!

48人が本棚に入れています
本棚に追加