Chapter:12 クリスマスの夜に

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コートを脱がされストールも外されて、オフショルダーのニットとスカート姿になった私をあおくんが素早くヒョイッとお姫様抱っこして 「いっぱいいいこいいこしてあげる♡」  一呼吸するよりも早く、私の背中がふかふかのベッドの上に下ろされた時——— 「ふえぇ……?」 (あっ、もしかしてこれは……)  あおくんに3つ目の理由は効かなかったのだと思い知らされる。 「ブルーのお部屋ってさ、エッチな感じしない?」  グッと、押し倒されて……エレベーターで感じたよりも熱い吐息をかけられて 「えっ……ちぃ?」 「うん♡ すっごくエロいよ、このお部屋♡」  スカート越しに彼のゴリッとした硬いモノの感触に気付いた頃にはもう…… 「んふうぅん♡」  私の口内はあおくんの熱い舌や唾液で満たされてしまって 「んん……」 「んふう♡」  舌の心地良い愛撫を受けながら、熱い指が私の肩や腰をスーッと触れていって 「っ……ふ……」  あっという間に下着姿にされてしまった。  
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