Chapter:12 クリスマスの夜に

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「でも春夏かぁ……まだまだ先かなぁ」  あおくんはまたブラストラップにチュッて口付ける。 「あっ、オフショルのニットはこの冬いっぱい着るよ! だって着たくてたまらなかったんだもん。あおくんのおかげでこれからは遠慮なく買えるからね」  そのセクシーな仕草にドキドキしながらも、気兼ねなく好みの服を着れる嬉しさを告げると 「うん、クリスマスプレゼントだしせっかくなら冬にいっぱい眺めたいかも。はなの肩からお花のストラップが見えるとこ」  あおくんはまたチュッチュッと連続で肩をキスしてきて 「んっ……」 「外に出る時はね、コートやストールで首から肩を隠すの。で、2人っきりになった時にだけブラストラップお披露目って感じ。  そういうの、すっごく萌える♡」 「やぁん♡」  酔っ払っているんだろうなと心配しながらも心地良い感触に酔いしれ、私は両脚をスリスリと擦り合わせる。
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