Chapter:12 クリスマスの夜に

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「いっぱいオフショル着てね、はな。ブラストラップ、俺にいっぱいいっぱい見せて♡」  あおくんの肌も唇も温かくて、すっごくすっごく気持ちいい。  擦り合わせている脚と脚の間にあおくんの硬いモノがツンツンスリスリと当たってるのもまた気持ちよくて内股がしっとりとしてきてしまう。 (酔っ払ってるあおくん、いつもよりセクシーですっごく良いかも♡)  あおくんはもう全裸になっていた。熱い肌が半裸の私と触れ合っているのは本当に心地よいし、ゆるゆると融けていくバターになったような感じがして幸福感が湧き上がってくる。 (あおくん……私に遠慮してお酒飲まないようにしていたのはなんでだろう? まさやんさんとは飲みに行ってるんだよね?)  トロトロに気持ち良くなっている中、私はなんでクリスマスマーケットの場でもノンアルの飲み物を望んだのか、あおくんの行動が気にかかっていた。 「はなぁ♡ 大好き♡」 「んふうぅん♡ 私もぉ♡」 「えへへ♡ 嬉しい♡」 「えへへ♡」  今だって、えっちな雰囲気になってはいるものの激しい行為にはなっていないしむしろすっごく楽しめている。 (言葉遣いはいつもと同じくらい優しいままだしお酒で失敗する事もなさそう……)
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