Chapter:12 クリスマスの夜に

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 結局はアルコール入りのホットワインを飲んでしまったんだろうけど、注文段階ではちゃんと「はなの誕生日が来るまではノンアル」ってマイルールをきちんと課していたんだし、たとえお酒を飲んだからといって人格が変わるわけでもないと理解出来たから、そのふわりふわりとした触り方に身を完全に預けていたら 「えへへ……なめちゃお♡」 「!!」  あおくんがペロッと私の背中を舐めて 「んふふ♡」  ベロベロペチャペチャとした水音が立つ度に 「あっ」 「やぁ」 「んひぃ♡」  こっちも甲高くて変な声が漏れ出てしまう。 「はな、背中気持ちいい? 感じちゃう?」  私を覆い被さるようにあおくんの体が重なろうとしていて 「あぅぅ♡」 「えっちな気分になる?」  お尻のワレメにあおくんの硬いモノ、耳の穴に向かってあおくんの熱い吐息がほぼ同時に触れてきたから 「ああぁぁぁぅぅぅ♡」  返事になってないような声をあげ、全身をビクビクと振るわせ (んあぁ……イッちゃったぁ)  ハァハァと息を切らせながら、本番エッチの前に絶頂してしまった事に恥ずかしくなった。  
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