Chapter:12 クリスマスの夜に

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「イッちゃった?」  私の反応に、あおくんは嬉しそうな様子で声をかける。 「ん……」  ビクビクと身体を震わせながら頷くと 「か~わいい♡」  吐息混じりの声が耳たぶにかかって 「あふぅん♡」  また感じちゃったから 「も~♡ はな、可愛いよ~♡ 可愛いすぎっ♡」  あおくんの腕が私の胸へと回り、更にぎゅううぅっと強く抱き締めていく。 「んふう♡」  息苦しさから漏れ出る声は、まるで嫌がってないかのように甘ったるくなっていて (あおくんの声も吐息も抱きしめも……全部気持ちいい……)  それら全てが快感になっているんだと自覚した。 「もっともっとはなを気持ち良くさせてあげたい」 「ひゃあっ」  あおくんはうなじに舌をペトッとくっつけたかと思えば 「ん~~~~~」  そのまま腰までまっすぐ滑らせていく。 「ひゃああああああああああぁぁぁぁぁぁ」  背骨に沿って快感がゾワゾワビクビクきちゃって、背中を反らせながら声をあげ続ける私。
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