Chapter:12 クリスマスの夜に

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「ああ~♡ 可愛い♡ 可愛い♡」  結構大きな声が出ちゃって恥ずかしくなっちゃったけど、あおくんにとってはそれが興奮材料だったみたいでそのまま私のお尻にいっぱいキスしてきた。 (ええ?!! お、お尻に今、チュッて!!!!) 「やぁん♡ んひゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡♡♡」  「お尻キス」なんていう、大きな声を出すのよりももっともっと恥ずかしい行為にビックリしちゃって、更に大きく喘いでしまった。 「はぁ……はぁ……あおくぅん……」  うつ伏せのまま振り向き、彼の方を見やると   「お尻キス、気持ち良くなかった?」  眉を下げ、切ない声でそんな質問をしてきた。 「お尻キスはぁ……」  気持ち良くなかったかと聞かれたら、「そんなことない」って言わざるを得ないし 「嫌だった?」  正直、嫌ではなかったし 「俺ははなのエッチな声聞けて嬉しいし、出来ればこのままいっぱいキスしてあげたい気持ちなんだけどなぁ~」  甘えたようにそんな言い方をしてくるあおくんにキュンキュンきていたから 「ぅ……嫌じゃないし……してもいいよ?」  ……とまぁ、そう答えるしかない。
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