Chapter:12 クリスマスの夜に

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 昨夜の甘々濃厚な行為。  いつもとパターンが違っていたのはやっぱりあおくんの酔いが原因だったみたいで 「やり過ぎっていうか、なんていうか…………」  は確実にドすけべな内容ではあったし、この場合はあおくんに「そうだね」と返して反省してもらうのが一番なんだろうけど…… (思い出すのも恥ずかしいよぅ♡)  なんか照れちゃうし、私まで顔が熱くなっちゃうし (だけど、なんだかんだで気持ち良かったし……♡♡♡) 「俺を嫌いになってもいいから! 軽蔑していいから!! 本当に本当にごめんなさいっ!!!!」  必死に謝り続けるあおくんに向かって何て声をかければ良いのか分からないでいる。 「えっと……あの…………あおくん」  昨夜のイチャイチャ、確かに濃厚だったしあおくんの行為一つ一つはどれも恥ずかしかったんだけど 「怒っていいからね! っていうか、厳しく叱って下さい。こんな馬鹿な俺を」 「叱れないよぅ……アルコール入りなのをあおくんは気付かずに飲んじゃっていたんだもん」  取り敢えず、アルコール入りワインをたくさん飲んでしまったのはあおくん1人だけのせいじゃないって意見した。
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