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「それに……酔っ払ったあおくん……そんなに嫌じゃなかったよ?」
あおくんを叱るつもりも軽蔑するつもりもないし
「えっ……はな……?」
「だって……昨夜のあおくん、すっごくすっごくえっちでセクシーだったし気持ち良かったから」
私の方からは「まんざらでもないよ」と伝えておきたかった。
「はなぁ……」
きっと私が本当に怒ると思ったんだろう。あおくんの両目から涙がジワリと浮かんできて
「昨夜の件は気にしなくて良いからね、あおくん」
私が彼をハグして頭をなでなでしたら
「うん……うんっ!」
まるで幼いこどもみたいに私にギューッとしがみつき頭をコクコクと上下に振って
「飲み過ぎには注意しようね。いっぱい飲むのはお家の中とか、ルール決めようね」
「うん! 絶対にそうする!!」
私の話を素直に聞いて、ルールを決めた。
「来年も良いクリスマスを過ごそうね、あおくん♡」
「うん♡ 来年も一緒に楽しく過ごそうね、はな♡」
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