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「え~? もうすぐ順番だもん、教えてくれても良いのにぃ」
「もうすぐ順番だからだよ。まだ見えてないはなにはサプライズがあった方が楽しくない?」
彼には優しさもあるけど、ちょっとだけそういう部分もある。
「……んもうっ」
ちょっとだけ悔しいけど、そのイジワルも私への楽しみとして敢えてやっている事ならば……と、甘んじて受けることにした。
(確かにサプライズあった方が楽しいし、知るも知らないもたった数分の違いだもんね)
優しさもイジワルも、あおくんの魅力。
それは去年の春からずっと変わらないし、きっとこの先も変わらず私を楽しませてくれるんだろうなって思ったんだ。
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