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「マサヤんち行こう。いいだろ?」 カラオケを出るとフミは当たり前のように言った。 「え?オレんち狭いよ?」 マサヤが言うと、フミは「オレんち婆ちゃんいるから、ヤれないだろ?」と笑って言った。 「ヤる…んだ…」 マサヤは、ドキドキと心臓が鳴り出す。 高校1年の時に、男の先輩に無理やり犯され、その後も何度か呼び出されては先輩の性の捌け口のようにされていた。 それは、最初嫌な経験だったけれど、段々と快楽に代わってゆき、先輩が卒業した後も、気になるのは男ばかりになっていった。 また、同じようになるのかな… 不安だったけれど、フミにならそうされてもいいか、という気持ちが強かった。 それくらいフミはマサヤにとって魅力的だった。
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