プロローグ

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プロローグ

フミが俺の事を抱くのは、決まって外で嫌な事があった時だ。 乱暴に抱かれて喘ぐ俺の事を見て、フミはいつも「なに喜んでんだよ。バカじゃねえの?」と笑った。 それでもフミが笑ってくれるのが嬉しくて、疲れていても眠たくてもフミの要求に応えて何だってしていた。 それくらい俺は、フミに夢中だったんだ。
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