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布団に入ってまったりしながら、二人でいろいろな話をした。
主に仕事のことが中心だったような気がするが、彼はわたしの恋愛についても興味を示した。
タイプの人や将来設計、結婚観まで、いろいろなことを尋ねてきた。
彼が聞き上手だったということもあり、そのテンポに合わせて答えてしまう自分がいた。
話がひと段落したところで、今度はわたしから彼に質問してみることにした。
パートナーがいるかどうかということを尋ねたところ、「いないですよ」という答えが…。
既婚者だと思い込んでいたわたしは、一気に思考停止。
深掘りをする余裕もなかったので、「△△さんなら、すぐできると思いますよ」という適当な言葉を掛け、その話題は終了した。
しばらく取り留めのない話をした後に、時計を見てみると1時をすぎたところだった。
正直、まだ話したいことはたくさんあったが、明日も早いので寝ることになった。
消灯後
彼が言った「いないですよ」の意味について考えようと思ったが、気づいたら爆睡。
どこでも、どんな状況でも眠ることができるということがわたしの数少ない長所の一つだが…
この時ばかりは「何で寝ちゃったの?」と、悔やんでしまう、わたしがいた。
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