サキュバスの授業見学

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アラゴンは、アクアが震えているのに気が付いた。 「アンタ・・もしかして・・まだなのか?」 アクアは、顔を両手で覆った。 アラゴンはその様子をしばらく見ていたが、仕方がないなというように 「フェアリーは草食系で、魔族は肉食系だかんな。イリスは肉モリモリのS系だしな」 「今日は無理しなくていい、とっとと帰れ」 アラゴンはそう言い放つと、ベッドにあった毛布をアクアにかぶせ、 それから、部屋を大股で出て行った。 なぜか、怒りがこみあげてくる。 まったく、フェアリーってやつらは、パワー、体力、精力、俺らから見たら、小学生以下じゃないか。 俺ら魔族と、異文化交流事業なんて、無理、無理! この事業は、早く打ち切りにした方がいいだろう。 アラゴンは、煙草をポケットから取り出した。 精気の質が悪くなる? ジョーダンじゃねぇよ。
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